オフィス街のイメージが強い汐留ですが、
実は芸術を楽しめる場所だとご存知でしたか?
歴史的な芸術物や現代アート、
有名なアーティストの作品や
広告のミュージアムなど
様々な芸術を見ることができるのです。
また、無料で見られる場所も多く
気軽に芸術に触れることもできます。
そんな汐留から独自におすすめの芸術をピックアップ!
ぜひ皆さんも訪れてみてください!
テレビCMやポスター、チラシなど普段私たちの身の周りはたくさんの広告で溢れています。
そんな身近にある広告の楽しさ、奥深さを新発見できるのが日本でただ一つの広告の博物館「アドミュージアム東京」です!
常設展示では江戸時代から現代までの広告や資料を展示し、日本の広告の発展や歴史を分かりやすく紹介。映像や立体物が多く、見ていて飽きの来ない展示です。
また様々な企画展示を開催。2階では広告にまつわる本が閲覧でき、広告について勉強することもできます。
これだけ充実した内容で全て無料!事前予約制のため、ゆっくり楽しむことが出来ますよ♪
アドミュージアム東京で真っ先に目を引くのが4つの巨大なオブジェ。ポリゴンチックな形やハートがぎゅっとした形、なんだかちくちくしそうな形だったり、とても興味が湧いてくるオブジェです。
この独特で巨大な形がフォトスポットとして大人気!
オブジェの中に入れるので皆さん思い思いのポーズで記念撮影しています。
もちろん、このオブジェも広告の展示の一つ。
テーマごとに世界中のCMを見ることが出来るスポットになっています。
館の方によると、最近は写真や動画を撮影しSNSで共有して楽しむ方が増えているのだとか!不思議なオブジェ以外にもプロジェクターで写した大迫力の広告コピーなどの前で撮影しています。
また広告をモチーフにしたポストカードや缶バッチ、手ぬぐいや関連書籍など様々なグッズを展開しています。
大人気の鏡(ねこ)
20周年記念グッズとしてフェリシモとコラボしたネイルシールやお香なども発売しています。
楽しみながら勉強にもなる一石二鳥なミュージアムです!
館内にはスタンプラリーの要領で広告のポストカードが作れます!作ったポストカードで顔を隠した写真をSNSで挙げている人も。
誰でも簡単に作れ、無料で楽しめますので館内を巡りながら作ってみてください。定期的に図柄が変わるので、以前作った人もぜひ再チャレンジしてみてくださいね。
日本テレビタワーに訪れると水玉模様の人型オブジェが沢山!四つん這いになって一列に並んでいたり、円になって並んでいたりと一度見たら忘れられないオブジェになっています。
このオブジェの名前は「シオタマ」くん。なんでも2003年に日本テレビタワーが汐留に移転した時のイベント「アート驚く!」で新キャラクターとして誕生したそうです。初登場したCMでは日本テレビタワーをこのポーズでよじ登っていました。
このインパクトのあるオブジェは観光スポットとしても大人気!同じポーズで撮影したり、シオタマくんに座って撮影や休憩する人がちらほら。外国人にも「アメイジング!」と強烈な印象与えているようです。
このシオタマくん、いつの間にか位置が変わっていることが! マイスタ横にあるこの木なんの木ガーデンでは「音楽と歌の出会い・語らい」という像と一緒にシオタマくんがいるのですが、以前撮った写真と位置が違っていました…。
噂では、訪れた私たちに楽しんでもらったり、皆が座りやすい位置を探すために、夜な夜な誰にも目撃されることなく動き回っているのだとか。
背中に乗せてあげたり、楽しんでもらうために動き回ったりと、印象的な見た目とは裏腹にとても愛らしいキャラクターの「シオタマ」くん。皆さんも一度座りに来てみてはいかが?
四つん這いのシオタマくんですが、実は寝そべっているシオタマくんがいたことがありました!
ゼロスタの上でテレビを背に寝そべっていたんです。ちょっぴりお腹が出ていてなんだか愛らしいフォルム…♡残念ながら今はいないのですが、いつの日か戻ってきてくれるといいですね♪
パナソニック東京汐留ビルにあるパナソニック汐留美術館は、今年2023年で開館20周年を迎えました!
この美術館の特長はフランスを代表する画家の一人「ジョルジュ・ルオー」(1871-1958)の作品を約260点、コレクションしている点。
ルオーの初期から晩年までの絵画や代表的な版画作品を世界で唯一その名を冠した「ルオー・ギャラリー」で常設展示するほか、企画展も開催されています。
パナソニック汐留美術館はルオーだけではありません! 「ルオーを中心とした美術」のほかにも「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマとした企画展を年4回ほど開催しています。
過去には「サーリネンとフィンランドの美しい建築展(2021)」や「つながる琳派スピリット 神坂雪佳(2022)」といった個性的なテーマの企画展が実施され、訪れるたびに新しい発見がある美術館になっています。
多彩な展覧会で、こころやくらしが豊かに彩られるようなアートに出会うことが出来るパナソニック汐留美術館。リニューアルされたこの機会にぜひお訪ねください!
開館20周年を迎え、ミュージアムショップはリニューアルオープン!ルオーコレクションから、新アイテムの刺繍のハンカチやキーホルダーなどの他、20周年特別価格の商品もご用意しました。企画展のグッズと併せて、当館だけのオリジナルグッズも。展覧会の余韻とお買い物をお楽しみいただければ嬉しいです。
汐留シティセンターの1階、エントランスホールで出迎えてくれる存在感抜群のオブジェ「Heaven of Matter(物質の天国)」。
横幅は両腕を広げたくらいの大きさですが、高さは2階に匹敵する大きさ!非常に縦に長くその全てを1枚の写真に収めるのも少々大変な大きさです。
表面はごつごつしてところどころ穴が空いており、人工物ではありえないような形で自然の力強さを感じられます。また銀色で日の当たり方で輝き方が変わり、印象が変わります。
作者は中国を代表する彫刻家 Zhan Wang 氏。
Zhan Wang 氏は、様々な実在の岩に金属板を当て、叩くことで模様や形を写しだし、それらをつなぎ合わせることで一つの作品を作り上げるという手法で有名です。
この巨大なオブジェも同様な手法で作成していると思われ、幾重にも岩が重なり一つの作品として生まれたのだと思います。
日本ではなかなか見れないZhan Wang 氏の貴重な作品。
この雄大さをぜひその目で見てください。
1階から見ることが多いこの作品ですが、2階からも見るのもおすすめですよ。2階からは浮かんでいる3つのオブジェが間近で見ることができ、縦に長いオブジェは見下ろすことができます。
見え方、感じ方が変わるので訪れた際には2階からも見て欲しいですね♪
アドミュージアム東京があるカレッタ汐留のB2Fに滝があり、そこに蓮の葉についた朝露を飲んでいる子どもの像があります。
その名は「朝露童子」。奈良県の公式マスコットキャラクターで有名なせんとくんを制作した籔内佐斗司氏が手掛けた作品です!
大きさは全長約50cm。本当の子どもくらいの大きさがあり、蓮の葉を両手で持っています。
一滴の朝露を飲もうと大きな口を開けて落ちてくるのを待ち望んでいる様子の童子は、子ども特有のふくよかな体を表現され、飲もうと頭を後ろに傾けた時にできた首に肉が重なっているところまで作られています。
滝を挟んで朝露童子の向かいの上には金色に輝く太陽のオブジェ「日輪坊」が。この作品も籔内佐斗司氏が手掛けた作品。
別々の作品でありながら、滝を背景に太陽と童子が存在することでまるで一つの作品のようにより物語性が生まれています。
「私が作った童子たちは、自然界を動かす活力の象徴です。渓谷の朝露を蓮の葉に受けて飲んでいる童子が、人々にさまざまな智慧とエネルギーを与えてくれることを願っています。」と語る籔内佐斗司氏。
皆さんもこの像から智慧とエネルギーを頂いてはいかがでしょうか。
朝露童子はぜひ後ろ姿も見て欲しいです!
首周りのお肉、そった背中に小っちゃなお尻と生まれたての子どものような可愛らしさを感じられますよ。頭のツンと生えた角も、とてもキュートです♡
どなたでも見れる場所にございますので、お食事後や休憩時にふらっと立ち寄ってみてください♪
日本テレビタワーに「日テレ大時計」というからくり時計があることを知っていますか?
このからくり時計は幅18m、高さ12mと超巨大。さらに全体は銅板でできておりその数なんと1228枚!。しかも1枚1枚手作業で加工し組み立てられたものだそうです。
この時計をデザインした方はあの有名なアニメ映画監督の宮崎駿監督。スタジオジブリと日本テレビが企画から5年をかけて制作した時計になります。
時計からは恐竜や鳥のような手足が生え、砲台や展望台のようなものが付いていたり、時計の中にはキャラクターが住んでいたりとジブリの世界観がたっぷり詰まったデザインが魅力的です!
この大時計、時間になると全32か所の仕掛けで動き始めます。
時計の中のキャラクターが「音」や「動き」を演出。鐘を鳴らすものや鍛冶を始めるもの、蒸気が出たり太陽が覗いたりと至る所が動き、優雅な音楽と共に壮大なストーリーを紡ぎだします。
演出スケジュールは月~金曜日は12時、13時、15時、18時、20時。また土、日曜日には10時からも動き出します。※演出は約3分前から始まるので演出を見たい方は注意!
ジブリの世界に浸ることができる「日テレ大時計」。
ジブリ好きの方はもちろんのこと、老若男女どの方でも楽しめますよ。
日テレ大時計は夜になると各所がライトアップします!
時計の数字は赤く光り、窓や隙間からほのかに光がこぼれ、光り方にもジブリならではのこだわりを感じることができます。同じ演出でも、昼と夜ではひと味違ってとても愉しめますよ♪